四万十川の堤防に置かれた他社の12W太陽電池の水位計です。これと同等にを乾電池だけで1年動くシステムを作っており、消費電力計算で見通しを立て実運用で確認を行います。
ちなみに電池だけで10分毎計測送信で2ヶ月以上動作の実績があります。1時間ごと送信なら1年電池だけで動きます。
左写真の斜面簡易観測システムです。太陽電池は2Wと小さくしかも日当たりの悪い斜面です。これだと十分電池電圧を維持できず電池交換を2ヶ月程度行っていました。これを単2x8内蔵に加え単1x8の電池を追加して運用すると同じ運用でも1年電池交換不要の見通しがたちました。
これを考えてみるとわざわざ太陽電池を使う必要はなく乾電池だけで1年電池を気にせずに運用でき良い方法です。
これからは、乾電池での運用を基本システムとしてゆきます。
乾電池でどこでも置けるメンテナンスフリーな観測システム
説明資料:191025_maintenance_free_fieldweb:PDF:5Page
アルカリ乾電池で1年Web観測する一体型システムのご提案です.
こえから閉ざされる山の中に設置し観測状況は暖かいオフィスのWebでご覧いただけます。
これまでは重い鉛電池と大きな太陽電池を使ったシステムでの実現でしたがそれが手に乗る大きさで実現します。
実設置での実績も重ねており屋外に置いてメンテナンスフリーで使えるので手間のかからない運用が安心してできます。
山に中において現地に入らず状況がかる便利さを是非ご検討ください。
「手に乗るWeb観測点」がLoRaWanでなくLoRaプライベート(独自通信)を使う理由は細かい制御でクラウドサーバーをとのやり取りで電力を使いたくなかったこととノードやGWの時間合わせや再送処理にクラウドサーバを使って複雑な処理にしたくなかったためです。
「手に乗るWeb観測点」は各観測ノードで観測したデータはGWを通してサーバにCSV形式のメールで送られますので観測ノードの観測にクラウドサーバが介在することはありません。これによってゲートウエイが常にサーバと接続してある必要がなくCSVデータの送信のみとなり、写真のように10Wの太陽電池で動くLoRa/3Gのゲートウエイトとなります。
GWとはメールを使ったインターフェースとなりますのでこの「手に乗るWeb観測点」設置場所に依存せずまとめて設置、移設が可能な多地点観測システムです。
どこでもまとめて設置・移設できることは、社内で組立、総合的に試験すればそのまま現地へ設置できる利便性をもっていることでもあります。 また、現地でトラブルが起こっても観測システムを社内に持ち込めば再現試験や修理が容易にできることでもあります。
説明資料:1909217_fbs_hornet_1uv_input(PDF3Page)
対応:入力(分解能)
0-10V (1mV)
0-3V (0.1mV)
±30000μV (1μV:最小精度13.5uV)
4-20mA (0.005mA)
接点入力(カウンタ)
単独観測の3Gモデルも長距離無線計測LoRaモデルにも対応いたします。
これで屋外の様々なセンサーからデータをサーバ上に収集しWebで利用できます。
説明資料:190918_grd_extenso_fbs(PDF;1P)
手に乗るWeb観測点のアナログ入力は、ゲインを変えることで歪計の出力を1マイクロボルトの分解能(最小精度13.5uV)で直接計測できます。 そしてひずみゲージへの5V電源供給も内部から行えるので直接つないで地盤の伸縮をWebで計測できます。