左の箱にに黒い太陽電池が付いた観測システムがFOMA/3Gを通信に使った「手に乗るweb観測点」です。
右は、LoRaの通信を使ったしシステムです。
大きな違いは、FOMAが携帯の使えるところなら何処でも置けます。一方LoRaは、ゲートウエイが必要です。
送信間隔はFOMAが1時間毎、LoRaが10分毎です。
左の箱にに黒い太陽電池が付いた観測システムがFOMA/3Gを通信に使った「手に乗るweb観測点」です。
右は、LoRaの通信を使ったしシステムです。
大きな違いは、FOMAが携帯の使えるところなら何処でも置けます。一方LoRaは、ゲートウエイが必要です。
送信間隔はFOMAが1時間毎、LoRaが10分毎です。
説明資料:190422_fbs_battery_lora_flat(PDF:4Page)
A.電池切れ気にせず1シーズン乾電池でWeb観測
B.電池切れなく2年間、太陽電池モデルでWeb観測
C.LoRa、マンションに遮られても200m通信
2019/04/22 Newsです。
今回は社内で行っている長期の実試験結果を元に乾電池だけで4~11月の雨のシーズン8ヶ月をWeb観測を行う方法のご提案です。
シーズン初めに運用を開始すれば電池を気にせず1シーズン観測できます。 現地に入るのは機器の点検や調査で自分たちのスケジュールで現地入りができます。
以下が参考のCSV観測データとして送られるCSVメールの内容です。 <観測日時> 機器ID 電圧 温度 雨量 計測データ 19/04/09 14:09:59,00210,16,20,136,0,205,0,0,0,177,191,158,164 19/04/09 14:09:00,09902,0,20,104,113,166,0,0,0,-1,104,162,159 19/04/09 14:06:00,09911,0,20,121,84,183,0,51,28,158,-1,171,-1 各観測ノードとゲートウエイでは独立して同じ時刻で観測を行いゲートウエイに 結果をまとめてサーバにメール送信されグラフやCSV化してWebで利用できる形で 提供されます。 計測メールの宛先は2つ設定可能でバックアップや自社でのデータ 処理もできます。
300m隔ててLoRa/3Gゲートウエイ(5m)とLoRa観測ノード(3m)を設置。通信強度約ー90dBで安定通信。ー120dB程度まで安定通信できるのでー30dBの余裕。途中に建物があっても安定通信が可能。 同じ距離で低い観測点(1m高さは)ー110dBと通信状態が悪くなるが安定通信を行っている。
ゲートウエイを高い所に置けば、観測ノードの置き場所に電波の状況をあまり気にせず気楽に設置できるのが本LoRa観測システムです。
また計測結果はCSVのメールなので手軽に状況を確認できます。
前に開発したZigbeeの観測システムでは、300mでかなり減衰し途中に建物が入ると通信できなかったに比べ大きな違いです。
写真右下がLoRa長距離無線観測システムのゲートウエイと観測ノードです。
工事現場では計測のケーブルは工事の邪魔にもなるし、誤って車に踏まれたりして切断される可能性があります。そして、工事の進捗によって観測場所を移動する必要もあります。
そんな時、通信状態がよければ実績7kmの通信も可能なLoRa無線通信の観測システムなら、近くに電波の遮蔽物があっても数100m程度の近い距離なら透過や回折で安定した通信が確保できます。
このように長距離の安定通信が確保できるLoRaを使った多地点観測は工事現場に最適です。
それからLora/FOMA3Gのゲートウエイは12V/1A程度の電源が必要ですが、観測ノードは10分毎の計測送信でも1年間、内蔵の乾電池だけで動作します。 工事現場で電源ケーブルの引き回しも行う必要もありません。
LORAの多地点観測データをSQLを使って、あたかも一つのロガーに繋がった観測データテーブルの様にDBのSQLを使って作成する方法です。
「方法」
1)それぞれの観測データから時間と計測データのデータベースを作成する。
2)全てに観測データが一致した時刻で集められるよう例えば10分ごとのデータベースを1)から作成する
3)観測データの時刻を一秘させてそれぞれのテーブルをSQLのjoinを使い統合したテーブルとする。
4)上記で統合したテーブルは、あたかも1つのロガーに繋がった様に扱えます。
5)joinのつなぐ方法を変えれば北海道と九州の観測を統合したりと意図した評価方法にあわせて便利に使えます。
DBのSQLを使うことで人が手で行うことなく簡単に見たい方法でデータベースのデータを取り出すことができて便利です。
実際、アスペクトシステムの分散観測システムではこの方法で多地点観測データを統合して評価を行っております。