写真右下がLoRa長距離無線観測システムのゲートウエイと観測ノードです。
工事現場では計測のケーブルは工事の邪魔にもなるし、誤って車に踏まれたりして切断される可能性があります。そして、工事の進捗によって観測場所を移動する必要もあります。
そんな時、通信状態がよければ実績7kmの通信も可能なLoRa無線通信の観測システムなら、近くに電波の遮蔽物があっても数100m程度の近い距離なら透過や回折で安定した通信が確保できます。
このように長距離の安定通信が確保できるLoRaを使った多地点観測は工事現場に最適です。
それからLora/FOMA3Gのゲートウエイは12V/1A程度の電源が必要ですが、観測ノードは10分毎の計測送信でも1年間、内蔵の乾電池だけで動作します。 工事現場で電源ケーブルの引き回しも行う必要もありません。