亀裂変位計のLoRa長距離無線観測

LoRa観測システムの詳細評価試験を行っています。

試験は亀裂センサーの間隙を変化させ4ゲージ歪センサーの4本のケーブルの2本(+V,GND)に5Vを給電、そして出力(+SIG,-SIG)の電圧をuV単位で計測しています。

実質1%~0.1%の精度で計測でき安定した歪計の微小電圧の計測を実施してします。

このLoRa観測では計測時のみ給電し、高精度ADで直接歪センサーの出力電圧を計測しており省電力を実現しています。

最大4個の歪センサーを接続し10分後と計測送信を行う詳細観測を行っても内蔵の単2アルカリ電池8本で500日以上連続動作できる計算です。

日陰でも乾電池で動くので運用の手間のかからない広域・多地点・無線観測が実現できます。

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