LoRaプライベートででの多地点観測とZigbeeと比較して

LoRaで最も気に入っているのは長距離通信、2番目が省電力。

先ず、長距離通信ですが、高く見通しの良いところにゲートウエイ(左写真)が
置ければ実績7kmの通信も可能です。 工事現場や広い敷地の研究所ならゲートウエイを高い所において半径300~500mはたとえ建物にさえぎられても大丈夫な無線通信が確保できます。このため、Zigbeeの様に実質300m
でも建物に邪魔されると通信できないから電波の状況を気にする必要がありません。これが最も気に入っているLORAの強さです。

そして2番目の省電力ですが、左のLoRa/FOMA3Gゲートウエイでも10Wと小型の太陽電池で連続運転を7ヶ月以上続けています。そして肝心な観測ノードも1年内臓の単2乾電池で動作する確証が得られました。

Zigbeeでの観測システムを開発し、それがこのLoRaに生きている経験から
取り扱いやすさと省電力でこのLoRaプライベートのシステムをお勧めします。

おきやすい、手間がかからない、安定して長期に動くシステムは、屋外観測の質を高める革新的な観測です。

カテゴリー: 屋外システム, 調査 パーマリンク

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